1. 「胃腸の日」とは?
12月11日は「胃腸の日(いいいちょうのひ)」です。
「い(1)い(1)いちょう(腸)」という語呂合わせから、
日本大衆薬工業協会によって制定されました(2002年〈平成14年〉)。
年末に向けて飲食の機会が増えるこの時期、
胃腸の健康を見直してもらおうという思いが込められています。
2. 制定の背景
日本大衆薬工業協会(現:日本OTC医薬品協会)は、
「病気になる前に自分で体調を管理するセルフメディケーション」を広める活動を行っています。
その一環として、
“胃腸をいたわる日”として12月11日を記念日とし、
「食べすぎ・飲みすぎに注意しよう」というメッセージを全国に発信しています。
特に12月は、
- 忘年会・クリスマス会などで飲みすぎ・食べすぎになりやすい
- 寒さやストレスで胃腸が弱りやすい
- 年末年始にかけて生活リズムが乱れやすい
といった季節的な理由もあり、胃腸のケアが重要になるタイミングです。
3. 胃腸の役割と大切さ
胃と腸は、私たちの体の「栄養を取り込む入り口」です。
食べ物を消化・吸収して、体を動かすエネルギーを作る重要な器官です。
- 胃:食べ物を一時的にため、消化液(胃酸)で分解する
- 小腸:栄養を吸収する
- 大腸:水分を吸収し、便を作る
この胃腸が弱ると、体全体に不調が出やすくなります。
疲れやすくなったり、肌荒れが起きたり、免疫力が低下することもあります。
4. 胃腸が弱る原因
胃腸が疲れる原因は、食生活やストレスなどさまざまです。
- 食べすぎ・飲みすぎ(特に油物やアルコール)
- 不規則な食事時間
- 睡眠不足やストレス
- 運動不足による代謝の低下
- 冷えや冬場の暴飲暴食
これらが重なると、胃の消化機能が低下し、腸の働きも鈍くなります。
5. 胃腸を元気に保つ方法
胃腸の日にちなんで、今日からできる「胃腸ケア習慣」をご紹介します。
🥣 ① 食べすぎ・飲みすぎに注意
「お腹いっぱい」になる前に箸を止めるのがコツ。
アルコールを飲むときは、水を一緒に摂ることを忘れずに。
🕒 ② 食事時間を一定に保つ
毎日同じ時間に食事をとることで、胃腸のリズムが整います。
特に夜遅い食事は胃に負担をかけるので、寝る3時間前には済ませましょう。
🧘 ③ ストレスをためない
ストレスは自律神経を乱し、胃酸の分泌にも影響します。
深呼吸や軽い運動、好きな音楽でリラックスを心がけましょう。
🫖 ④ 胃にやさしい食べ物を選ぶ
おかゆ、うどん、スープ、豆腐、白身魚、ヨーグルトなどがおすすめです。
逆に、脂っこい料理・香辛料・冷たい飲み物は控えめに。
6. 「胃腸の日」キャンペーン
毎年12月11日前後には、日本OTC医薬品協会や関連企業が
「胃腸をいたわる啓発キャンペーン」を実施しています。
テレビやラジオCM、SNSなどで「いい胃腸の日」のキャッチコピーを目にする人も多いでしょう。
また、薬局では胃薬・整腸剤の特設コーナーが設けられることもあります。
7. 「胃腸の日」におすすめの過ごし方
胃腸の日は、自分の体に「ありがとう」を伝える日でもあります。
- 胃腸にやさしい食事をつくる
- 飲み会を控えめにして体を休ませる
- 温かいお茶で胃をいたわる
- 軽いストレッチで血流を促す
年末の忙しい時期だからこそ、一度立ち止まって体の声を聞くことが大切です。
8. まとめ
12月11日の「胃腸の日」は、
「いい(1)いい(1)ちょう(腸)」の語呂合わせから生まれた、
胃腸の健康を考える記念日です。
暴飲暴食や不規則な生活で胃腸に負担がかかる季節。
今日をきっかけに、食生活やストレス管理を見直してみましょう。

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